米国市場が下落しているのに伴って、日経平均も下落しています。
米国のS&P500はこの3ヶ月で17%程下落してます。
私も含み益の赤色だった画面が含み損の青色の数字の画面になってしまいました。
下落の原因について色々な意見がありますが、ハッキリした原因はわかっていません。この先もっと下落するかもわからないですし、回復するかもしれません。
個人投資家がとるべきこと
このような先が悲観的な相場の時に個人投資家が取るべき1番大切なことは相場から逃げずに積立投資を続けることです。
個別株に投資しているのであれば損切りも必要な状況もありますが、ETFや投資信託に投資しているのであればそのまま積立投資を続けて問題ありません。
むしろ、株数を多く買えるバーゲンセールをしていると喜ぶべきです。
リーマンショックを経験していない私のような投資歴の浅い投資家はむしろ、どの程度の下落であれば平常心を保てるのかを身をもって経験できるのでありがたいと思ってよいかもしれません。
この程度の下落でもう株式投資をやめようなどと考えているのであれば、リスクを取り過ぎているということでしょう。その場合は現金比率をもう少し高めた方が良いと思います。
全く動揺していない人は、自分の許容リスクの範囲で投資出来ているという事になります。
頭では大丈夫と思っていても、いざ下落が始まり現実に含み損を抱えると考え方や心の持ち方も変わるかもしれません。
投げ売りはダメ
下落相場になると、どこまで株価が下がるのか不安になります。株価が下がり続けて、最後はただの紙くずになるのではないかと不安になり、少しでも現金化できるときに逃げておきたいと思うのが人間の心理なのかもしれません。
確かに含み損が何百万円、多い人は何千万円となるともの凄く嫌な気分になります。
しかし、下落相場の時に淡々と積立投資を続けて株数を増やすからこそ、上昇相場に乗った時の利益が大きくなるのです。
焦って全力で買い増しもダメ
下落してラッキー、買い増しのチャンスだと全力で買い増しするのも良くありません。
その後もっと下落した時にはもっと絶好の買場になるのにその時に資金がなくなっていては、より良いチャンスを逃してしまいます。
底値で全力で投資出来るのは無理だと自覚する事は大切です。ここが底値だとわかるのは後から振り返った時です。下落中の相場はどこまで下落するのかわからないのです。
従って、買い増しするのであれば少しずつ資金を投入していきましょう。
初心に帰る
なぜ一括投資ではなく積立投資なのか?
それは現在のような下落相場の時に積立投資が有利だからです。
右肩上がりの相場であれば一括投資が有利ですので、右肩上がりと決まっているのであれば誰もが一括投資をします。
実際の相場は上がったり下がったりを繰り返しながら長期では上がっていくと思っているから積立投資を始めたはずです。
下落相場のここで積立投資をやめたら、もうかるチャンスを逃すことになります。
まとめ
私は今回の下落で含み益がなくなり含み損となっていますが、現在のところは慌てていません。まだ投資資金が少ないというのもあるかもしれませんが、生活防衛資金を含めた現金は50%以上あるというのが、心の余裕になっているのだと思います。
生活防衛資金をキッチリ確保した上で、長期的には成長していく事は間違いないと思える相場、米国市場のような相場に長期投資することが大切です。
一時的に下落があってリスク資産が半値になることがあったとしても、必ずその下落を乗り越えて回復して成長すると思える市場にのみ積立投資を続けていきましょう。
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一応私は下落時の買い増しルールを作っているのですが、その暴落時の買い増しルールについての記事です。