VYM(バンガード・米国高配当株式)は高配当ETFとして人気のETF

今回はVYM(バンガード・米国高配当株式)について分析していきます。

バンガード社が運用している米国高配当株ETFで、その名の通り高配当なのが特徴で平成30年12月5日現在での分配利回りは2.96%です。

米国ETFの保有残高ランキングでは、SBI証券で4位、楽天証券で5位と日本でも支持されている海外ETFです。

 

VYMの概要

VYMは大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を重点的に組み入れられているFTSEハイディビデンド・イールド・インデックスへの連動を目指しています。完全法を用いたパッシブ運用を行い、大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、重点的に組入れられています。

ベンチマーク :FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス

経費率:0.08%

ETF純資産総額:213.2億米ドル(約2.3兆円、2018年10月31日現在)

設定日:2006年11月10日

銘柄数は402に分散されており低コストで幅広い銘柄に分散投資することができます。

 

保有銘柄

保有上位10銘柄と純資産額に占める割合(2018年10月31日現在)
Johnson & Johnson 3.80%
JPMorgan Chase & Co. 3.70%
Exxon Mobil Corp. 3.40%
Pfizer Inc 2.50%
Verizon Communications Inc. 2.40%
Wells Fargo & Co. 2.30%
AT&T Inc 2.30%
Procter & Gamble Co. 2.20%
Intel Corp. 2.20%
Cisco Systems Inc. 2.20%
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 27.00%

高配当の銘柄で構成されているのであたりまえですが、S&P500の銘柄の中心であるGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)は一つも入っていません。

それでも、世界的な大企業ばかりで日本で暮らしていても聞いたことのある企業が多いです。上位10銘柄で27%しか占めていませんので、一つの銘柄が全体の足を引っ張ったとしても、その影響はそれほど大きくならないはずです。

 

セクター別の構成比率

金融 15.9%
ヘルスケア 13.8%
消費財 12.7%
資本財 11.9%
テクノロジー 11.2%
石油・ガス 10.0%
消費者サービス 9.2%
公益 7.2%
通信サービス 4.7%
素材 3.4%

幅広い産業に分散されています。HDVでは2%ほどの割合がない「金融」が上位の15.9%をしめています。

 

過去の成績

リーマンショックではさすがに大きく下落していますが、その後は上がったり下がったりを繰り返しながら右肩上がりに上昇していき、2013年にはリーマンショック前の最高値を超えてその後も上昇を続けています。

リーマンショックを経験しているETFというのは大きな強みといえます。

分配金については安定して出ておりますし、毎年増配しております。ブラックロックの高配当ETFのHDVは2016年には減配した事を考えればこちらの方が安定感があるともとれます。

2018年分配金

日付 分配金
2018/9/26 0.6718
2018/6/22 0.6302
2018/03/26 0.6084
合計 1.9104

2017年分配金

日付 分配金
2017/12/21 0.6431
2017/9/20 0.602
2017/6/23 0.596
2017/3/22 0.56
合計 2.4011

2016年分配金

日付 分配金
2016/12/22 0.667
2016/9/13 0.483
2016/6/21 0.578
2016/3/15 0.478
合計 2.206

2015年分配金

日付 分配金
2015/12/21 0.599
2015/9/23 0.528
2015/6/26 0.56
2015/3/23 0.462
合計 2.149

2014年分配金

日付 分配金
2014/12/18 0.562
2014/9/22 0.469
2014/6/23 0.476
2014/3/24 0.401
合計 1.908

 

S&P500との比較

同じバンガードのS&P500連動商品のVOOと比較してみるとには負けていることは負けていますが大きく負けているという感じはしないです。

2018年11月30日 1年 3年 5年
VOO 6.22% 12.12% 11.08%
VYM 4.56% 11.62% 10.29%

しかし、9月末のパフォーマンスではもっと大きく負けていたのです。

2018年9月30日 1年 3年 5年
VOO 17.85% 17.26% 13.90%
VYM 10.67% 15.08% 12.04%

これは何を意味しているかというと、10月の下落はVYMよりもVOOの方が大きかったという事です。

高配当株はディフェンシブと言われていましたが、最近の調整で下がるときはS&P500よりも大きく下がって、どこがディフェンシブなんだなどとも言われていました。

10月の下落ではディフェンシブという側面を少し見せたと言えます。今後リーマンショック級の暴落があったときにどうなるかはわかりませんが、今のS&P500は時価総額でハイテク株の比重が多すぎると感じている私のような人はS&P500と高配当株ETFを混合して保有してインデックスだがハイテク株の比率を薄めるという方法も一つの選択肢だと思います。

 

まとめ

過去のパフォーマンスはS&P500に負けている、目先の分配利回りはHDVに負けていますが、この先の暴落に強いかもしれませんし、現状でも順調に増配していますしとても良いETFだと思います。

S&P500やVTIのETFは分配利回りが低いのが少し悲しいですし、HDVは目先の利回りは良いですが増配率はいまいちですので、個人的な好みではこのVYMの方が一番好きかもしれません。銘柄が多く分散されていること、現在の分配金利回りもそこそこ(3%程)ありながら毎年増配しており、かつ株価の上昇もしているというのが理由です。

というわけでもないのですが、VYMを33株(約30万円)購入するつもりで注文しましたが、12月5日は米国市場はお休みだったようで約定していません。まあ、成行注文ですので明日には約定するでしょう。

余程の暴落になれば追加投資をしますが、基本的には今年の購入はこれで終了です。来年の投資方針は大体考えているので近日中にそれをキッチリと自分でもわかりやすくアウトプットします。

 

年末忘年会シーズンで体重増加が心配です。これを読みましたので生活習慣を根本から見直そうと考えています。ダイエットと投資の共通点は短期間で成果をだすのではなく長期間で成果をみるという事です。好きなものを我慢して急にやせるとリバウンドするのはあたりまえ、投資も短期間で成果を出そうとするのはギャンブルと同じということ思いました。

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