株式投資は投資か投機か?投資と投機は違います。

日本では株式投資というと、安い時に購入し上がったら売却してその差額が利益と考えている人が多いです。

新聞も雑誌もネットもそのような短期的にどの株が上がるだなどといった記事ばかりです。日本経済新聞ですらそのような記事ばかりです。

だから、日本では株式投資をしている人というのはギャンブル好きな人みたいなイメージが強く、印象はあまり良くないです。

そして、それらの短期的な値上がり益を目的にした行為は投資とは言えず投機と言っていいでしょう。

しかし、株式投資の本質は投機ではなくその企業や市場への投資なのです。

投資と投機の違い

投資とは

投資とは将来が有望な投資先に、長期的に資金を投じる事です。投資先の会社や市場が将来的に伸びて株主還元されて利益になるといった観点から投資をするものです。

個別株であればその会社のオーナーになるという事です。投資信託であればその投資先の市場全体のオーナーになるという事です。

投資先には現実にビジネスを行っている企業が必ずあります。そして、その投資先は必ず何かの付加価値を作り出しています。その企業が作り出した付加価値で現実に稼いだ利益が株主に還元される利益の源泉です。

投機とは

投機とは相場の変動を利用して利益を得ようとする短期的な取引です。まさに、「安いときに買い、高いときに売る」取引です。

投資先の企業がどうなろうが関係ありません。株式投資であってもデイトレードやスイングトレードなどは、企業の業績に関係なく変動する株価を売買する行為はまさに投機です。

FXも投機です。なぜなら為替が何らかの付加価値を作り出すことはないからです。

ビットコインも投機です。ビットコイン自体は何も付加価値を作り出しておらずただの通貨です。

 

投資は退屈、投機は刺激的

上記のように定義して考えると、投資は退屈なものです。そして、短期間に大きな利益を出すことは難しいです。

それに比べて投機はとても刺激的です。短期間に大きな利益が出たらとても気持ちいいでしょう。しかし、大きな損失を出す可能性も大きいです。

投資が良くて投機が悪いとは一概には言えませんが、投資と投機の違いを理解して、自分が今行っているのは投機だと自覚できるかどうかはとても大切です。投機に大金を投じる事はリスクが高いからです。

投機はその投資先が何かを生み出すことは基本的にありませんので、参加者全員の利得を合計するとゼロになるゼロサムゲームです。実質的には手数料分がマイナスになるマイナスサムゲームといっても良いでしょう。

一方、投資は長期的にはプラスサムゲームになる可能性が高いものです。ただしすぐに儲かる事はありませんし、短期的には損をする可能性も大いにあります。

 

株式投資は投資です

株式投資は本来投資なのですが、日本の新聞や雑誌が短期的な価格変動ばかりを取り上げて記事にしますので投機のような状況になっています。

長期的な視点で記事を作ってもそれに興味のある読者は少ないという事で、読者に興味を持ってもらって売れるという観点が大切でしょうから、ギャンブル的な記事ばかりになってしまうのは仕方ないかもしれません。

長期的な株式投資については、経済成長すれば株価も配当も増えていくため損をする可能性は低いです。日本のように30年程低迷している国もありますが、アメリカや中国などを中心に世界全体は経済成長していっています。つまり世界経済全体に投資をしたのであれば、世界経済が成長をすればその利益を株主として享受できるのです。

一昔前であれば株式投資といえば日本株の個別株のみにしか投資できませんでした。そして手数料もとても高かったです。

ネット証券が発達した現在であれば、アメリカを中心とした世界の株式市場に投資が以前と比べるととても安い手数料で投資できる環境にあります。

海外の個別株は情報収集が大変だし英語が読めないという人でも、投資信託やETFといった形で英語が出来なくても世界経済に投資できるのです。

アメリカを中心とする世界経済に投資をして、経済的自由を手に入れましょう。

 

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