新興国株式への投資は必要なのか?迷いましたがVWOを120株購入しました。

アメリカ株は10月になってから下落しましたが、新興国の下落はその前からずっと続いていました。

新興国株式への分散投資は必要なのか、今は買い時なのかという事について考えていきたいと思います。

 

新興国株式のパフォーマンス

新興国株式のパフォーマンスは正直言ってよくありません。

【VWO青チャート:EEM水色チャート:SPY紫チャート】

チャートはこの10年のS&P500の代表であるSPYと新興国株式の代表であるVWOとEEMとの動きです。

VWOとEEMの動きはそれ程大きな差はなくほぼ同じような動きをしていますが、SPY完全にに負けています。

S&P500がほぼ右肩上がりなのに対して、そもそも新興国株式の指数は上昇下降を繰り返しているが横ばいという事も言えます。

2017年の1年間などの短期間では新興国の方が良かった年もあるのですが、5年10年の中期でみるとパフォーマンスは悪いです。

米国株が成長しているこの状況で新興国株が不要という意見が出てくるのもわかります。

 

新興国株式は長期投資に向かない?

株式投資をはじめた頃は、成熟した先進国よりもこれから成長していくであろう中国やインドや東南アジアの株式に投資をしたい、その方が成長をするだろうと思っていました。

ほとんどの人は最初そのように考えると思います。私が知人に株式投資するのであれば米国株投資を勧めると、海外株式であれば中国やインドに投資したいという意見をよく聞きます。

しかし、少し株式投資の事を勉強していくと、「成長の罠」というものを知ります。これはジェレミー・シーゲル教授の「株式投資の未来」という書籍に記載があるのですが、簡単にいうと企業の成長と投資家の投資リターンは別物であるという事です。将来成長が見込める企業はみんなその株を欲しがるので株価が割高になっている、重要なのはバリュエーションであるという事です。

これを新興国株式に置き換えると、みんなこれから中国やインドや東南アジアの経済成長はアメリカや日本など先進国よりも高い成長率で経済成長していくでしょうが、その経済成長を見込んで投資しているので株価が割高になっているという事です。

そして、新興国はアメリカのような株主利益を重視するような国とは限りませんので、企業が成長してもそれが株主にきちんと還元されるのかは疑問です。

投資家にとって重要なのは1株当たりの利益です。成長中の新興国の企業は資金も必要になる事もあり増資をする可能性が高いです。企業の利益が1,000から2,000に増加しても企業が増資して株式数が100から200に増加すると一株当たりの利益は10のままです。

これらの事を考えると新興国株式は長期投資に向かないのかなと考えてしまいます。

 

それでも新興国株式への投資は必要

株式投資は米国だけで十分という考え方があります。米国株ブロガーでそのように考えている人も多いです。

これは米国企業の多くは世界中でビジネスをしているため、米国株を買うという事は世界分散投資をしている事とほぼ同じという考え方や、過去のパフォーマンスで新興国のパフォーマンスは悪く米国のパフォーマンスの方が良いのでそちらに集中すべきだとの考えです。

ただ、そのように新興国株式は不要、アメリカ一本で良いという考え方が広まっているという事は、現在の米国株が「成長の罠」にはまっている気が少ししています。

もちろん米国株が一番の有力な投資先ではありますが、新興国株式を保有して分散する方が良いと思います。

シーゲル教授も現在の新興国のバリュエーションは安いと考えているようで新興国を買い増しています。

という事で、VWOを120株(約4,700ドル=約53万円分)購入しました。

 

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