節約の基本は固定費を減らすこと、一度下げた固定費はずっと低いまま。

節約の基本は固定費を減らすことです。毎月の支出は大きく分けて変動費と固定費に分ける事ができますが、固定費は一度頑張って下げるとその後は何もしなくても下がった金額が毎月続くからです。

これに対して変動費は食費や交際費などの使い方によって変わる費用ですので、1回減らしたからといってその効果がずっと続くわけではありません。変動費を減らし続けるのは固定費を下げるよりも難易度が高いと言えます。

ですので、節約をしたい方はまず固定費の削減を考えましょう。

 

まず毎月の支出を把握し固定費と変動費にわける

家計簿をつけている人も付けていない人も、節約の第一歩は毎月の支出がどのようなものにいくら使っているかを把握する事です。人間の頭はいい加減なもので、実際に使った金額をきっちり計算してみるとこんなに使ったと思っていなかったというのは良くある話です。

1円単位まできっちりつける必要はありませんが、まず、毎月の固定費について何にいくら使っているのかをまず把握するようにしましょう。Excelに入力するなり紙に書きだすなりするとより良いです。固定費の合計と変動費の合計が1ヶ月の支出になっていれば抜けはないはずです。

 

固定費で削減ができそうなのは?

住宅費の削減

家賃の場合、ローンの場合どちらにしてももっとも金額の大きいのがこの住宅費だと思います。

まず、家賃の場合はその家賃があなたの収入に対して適切でしょうか?昔は月収(手取り)の3分の1までは妥当と言われていましたが、現在では月収の4分の1ぐらいが妥当とも言われています。もちろん居住している地域によって家賃は大きく変わりますので一概には言えませんが、分不相応な家賃を支払っている人は家賃のもう少し安い場所へ引っ越す事も視野に入れるべきです。

また、長期間その住まいに住んでいる方は近隣の家賃相場を把握していますが?例えば、同じマンションで同じ広さの部屋が自分が今支払っている家賃より安く募集されていれば、大家さんに家賃の厳格交渉をするのも一つの方法です。

住宅を購入された人は下げる事は出来ないと決めつけてはいけません。現在低金利が続いていますので、住宅ローンの見直しで毎月の返済額と総返済額が減る可能性もあります。少し高めの金利で支払いをしている人は一度借り換えシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか?

住宅購入を考えている人は毎月の返済が家賃と同じだからと簡単に考えてはいけません。固定資産税は毎年かかりますし、火災保険なども必須です。マンションであれば管理費と修繕積立金が毎月必要になります、そしてそこれらの費用はかなりの高い確率で将来値上げされます。これが高いと新築時に売れにくいため、分譲時の初期設定が低く設定されている事や修繕工事費が値上がりしている事が要因です。住宅ローンの借入可能額と実際に返済できる金額は違います。厳しいけどなんとか返済できそうといった高額なローンを一度組んでしまうと、他の事にお金を使う事が難しくなりあなたの一生はローンを返すだけの人生になってしまいます。

車関係費用の削減

田舎や郊外に住んでいる人は車は必須ですので、手放すことは難しいかもしれません。しかし、維持費の安い軽自動車に乗り換えたり購入する時は新車でなく中古車を購入するという形で節約もできます。

都会に住んでいる人はその車は本当に必要か考えましょう。毎月の車庫代、ガソリン代、自動車税、車検代など年間にいくら使っていますか?週に1回程度しか使わないのであればタクシーを利用した方が恐らく使うお金は減ると思います。自分の車で行動したいという気持ちは大切ですが、それが毎年かかるお金と見合うかどうか考えてみて下さい。現在はカーシェアリングという方法もあります。

自動車保険についても、車両保険などをいつまでも付けていませんか?その他本人しか運転しないのであれば年齢条件を見直すなど条件を見直ししたら年間数万円以上減る可能性もありますので、更新時には内容をしっかり確認しましょう。

保険料の削減

以前、別の記事で書きましたが、保険の本質は「皆で少しずつお金を出し合ってプールし、不幸にも事故に遭った人にそのお金を払い戻す仕組み」で、「少額の保険料で大きな損害に備える」が基本です。

必要以上に過大な保障で高額な保険料を支払っている人は1度信頼できる人に見直ししてもらいましょう。住宅ローンを支払っている人は団体信用生命保険(団信)に加入していると思います。これは万が一の時に住宅ローンが亡くなるものなので生命保険に加入しているのと同じです。その分の保障は減らしましょう。

生活に余裕がない人に関しては生命保険なんでなくても良いくらいです。また、日本には高額医療費制度がありますので、医療保険は基本的に不要です。

通信費の削減

インターネットやスマートフォンにかかる通信費もばかになりません。1人世帯であれば節約金額も大したことないかもしれませんが(それでも月額5,000円程は変わる)、子供もいて人数の多い家庭では通信費は家計に占める割合は大きいと思います。

以前の記事でも書きましたが、高所得者ほど格安スマホを使用している傾向にあるそうです。

格安スマホを検討してみてはいかがでしょうか?どうしても3大キャリアが安心という人はせめてオプション内容は見直ししましょう。不要なものにたくさん入っていませんか?

その他

子供がいる家庭は、習い事などは本当に必要かよく検討の上始めましょう。教育費はかけだすとキリがなくいくらでも膨張していきますので、最初に上限を決めておくべきです。その範囲のなかで本当に必要なものにお金を使いましょう。

水道光熱費はプランを変更したり電気ガスをまとめると安くなったりするケースがあります。

新聞をやめる、電子版にする。書籍で購入していた雑誌をやめる、楽天マガジン(月額380円で読み放題)やDマガジン(月額400円で読み放題)に変更する。といった方法で毎月の支払を節約する事も可能です。

 

固定費の削減は月いくらで考えないで年間や10年でいくらと考えよう

固定費の削減は一度行ったら、その後ずっと続きます。従って、月たったの5,000円かと考えるのではなく、年間6万円、10年で60万円という大金という考え方がとても大切です。特に生命保険なんかはその最たるものです。

一発で月に何十万円もの節約になるような魔法のような節約方法はありません。もしそんなにも下がるのであれば、これまでが浪費していただけです。

しかし、家賃で5,000円、車で20,000円、保険で10,000円、通信費で5,000円下げる事ができたら合計して月に4万円、年間48万円、10年間で480万円もの節約になるのです。一つ一つは大きくなくても積み上げていく事によって大きな金額になるという事を理解しましょう。

 

まとめ

電気をこまめに消すとか食費を切り詰めるとか、そんな事をしても節約できる金額は大したことありません、食費を減らしすぎて病気になって病院代がかかっては何をしているのかわかりません。

食費を月1万円減らしてカツカツになるのであれば(これまでが使い過ぎの場合は別ですが)、車両費や保険などの固定費を見直す方が絶対に良いです。

目先の1万円でなく、将来の何十万円を考えましょう。

固定費削減の前に部屋をかたずけないとユキに怒られそうです。

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