海外ETFと投資信託はどちらが良い?

海外ETFと投資信託のどちらが良いか?というのは投資家の間でよく話題になります。

2.3年程昔であれば投資信託の信託報酬が現在より高かったためETFの方が優れていると言われていましたが、投資信託の信託報酬の値下がりによりETFの優位性が失われてきました。

そこで改めてETFと投資信託についてお互いのメリット・デメリットを比較して自分にはどちらが向いているか考えていきましょう。

ETFについて

ETFとは?

上場している投資信託で、市場で株式と同じように売買されるものです。

英語表記は「Exchange Traded Funds」で、日本語に訳すと「上場投資信託」となります。

ETFのメリット

信託報酬が安い、これが最大のメリットです。

SBI証券での米国ETFの保有残高ランキングの1位のVT(バンガードトータルワールドストックETF)は0.1%、2位のVTI(バンガードトータルストックマーケット)は0.04%、3位のVOO(バンガードS&P500ETF)は0.04%と日本の投資信託の高い信託報酬と比べれば驚くほどの安さです。

ETFのデメリット

海外ETFの場合、購入するのにドルが必要になります。円をドルに替える手数料と手間が必要になります。但し、住信SBIネット銀行で外貨積立を利用すると為替手数料は2銭(大手都市銀行はほとんど1円ですので約50分の1です)と格安ですし、外貨積立で金額、積立日(曜日)を設定していれば、自動的に円からドルに替えてもらえます。

円から直接ドル建ての海外ETFを購入する事もできますが、その場合は為替手数料が25銭と少し割高になります。

購入時にも手数料がかかりますし、原則買い注文が必要になり投資信託のように定額積立というのはできません。(SBI証券で定期買付サービスというものが2018年3月より始まりましたが、購入単位は1株ですので、金額の指定をしてもその金額で購入できる金額となり定額で購入というのはできません)

国内ETFは円のまま購入できますが、出来高が少ない銘柄が多くあまりお勧めできるものがありません。

投資信託について

投資信託のメリット

定期定額での積立購入が出来る事、これが最大のメリットです。

他にも、分配金なしのファンドの場合、税金を先送りにできるというメリットがあります。

投資信託のデメリット

ETFに比べると信託報酬が少し高い事です。購入に値しないボッタクリ投資信託が数多くありますが、購入に値する信託報酬の安いインデックスファンドもいくつかあります。eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは0.11772%以内、ニッセイ外国株式インデックスファンドも0.11772%以内と海外ETFとさほど変わらない程の信託報酬になっています。

比較表

考え方の違いによってメリットともデメリットとも考えられるものがあるため、簡単な一覧表で比較しました。

ETF 投資信託
取引価格 市場での時価 1日1回算出される基準価額
取得・売却コスト 売買手数料 売買手数料等(ファンドによっては無料のものも多い)
維持コスト(信託報酬) 安い 少し高い
分配金・配当 分配金(利益からのみ) 分配金あり、なしどちらもある
取引単位 単元株 1円から

 

まとめ

どちらが良いかはハッキリいって好みです。最初に色々と検討しますが一旦投資をスタートさせるとあまり時間を掛けたくない、といった人の場合は投資信託を定額積立するのが良いです。

分配金が欲しいという人はETFの方が良いです。理屈の上では分配金はなしで再投資した方が課税の繰り延べが出来るので投資信託の方が優れているというのはわかるのですが、それでも分配金が出るとうれしいという人もいると思います。

ETFと投資信託のどちらが良いか考える事の出来る人であればマネーリテラシーの高い人であると思いますので自分に合った方を選択したら良いと思います。もし、決める事が難しいのであれば、両方購入してみて、自分はどちらに向いているか判断してはどうでしょうか。

ちなみに私も最初はETFと投資信託と両方購入していましたが、投資信託はすべて売却してETFに移行しました。一番大きな理由は分配金です。含み益が増えるよりも分配金が増える方が自分にとってはうれしいからです。次の理由は楽しいからです。ドルに替えて買い注文を出すというのは少し手間ですが、それが投資をしているという実感になります。

 

全然関係ないですが、先日、私が一番好きな漫画メジャーを大人買いしたら妻に少し怒られました。

妻にも読んでもらいたいのですが、なかなか難しいです。でもユキは嫌いじゃないみたいです。