まさかのカニみそ?。

ここは動物病院。今まさにユキ係長、肛門嚢(こうもんのう)から分泌物を絞りだされようとしてます!!

肛門の周囲には肛門腺(こうもんせん)と呼ばれる分泌器官があり、そこで生成された分泌液はいったん肛門嚢(こうもんのう)にたくわえられます。普段はウンチと一緒に分泌液が排出されるみたいですが、分泌液だけ肛門の回りに残ってしまう猫ちゃんもいてるみたいです。

おまたの回りを触った時こりこりした固いものが確認出来たり、お尻をこするように歩いたり、すごく臭い匂いがした時は絞ってあげる方がいいと思います。

ユキは、10歳まで絞らなかったんですが ある日すごく臭い匂いがおまただけではなく部屋中に充満してしまい、すぐに病院に連れて行き分泌液を絞ってもらいました。いつもは大嫌いな病院なんですが、その日は絞ってもらってなにかスッキリした表情に見えました。ユキも気持ち悪かったんでしょうかね…。

今まではウンチと一緒に排出できていたけど、もうユキも高齢なんで自然には難しいみたいです。今は三か月に一回絞りに行ってます。

肛門嚢炎。

肛門嚢の分泌液を放置してたら、細菌が繁殖し炎症が起こり、さらにこの状態が放置されると、袋の中で作り出された膿(うみ)がどんどんたまり、膿瘍(のうよう)とよばれるコブのような膨らみに成長することもあるみたいです。ここまで放置してしまうと破裂してしまったり大変危険な状態になってしまいます。

実際、過去に飼ってた猫ちゃんが破裂してしまったことがありました。破裂してから病院に連れて行ったんで治療方法も大変でした。もとから触られたり、病院が苦手な子だったんですが、その時は三人がかりで押さえつけ破裂した肛門嚢を先生が指でぐりぐりと膿瘍を取り除いていました。悲鳴にも似た声で鳴きつづけて本当にかわいそうでした。

そして、そこまで放置してしまい本当に申し訳ないと心から反省しました…。

約三か月くらい、エリザベスカラーをしてました。傷口が完全に治るまで軟膏も塗り続けました。

今思っても、大変でしたね。肛門嚢炎おそるべしです。

 

 

これは絞ってもらったユキの分泌液。

 

分泌液は自分でも絞れるみたいですが、獣医さんにお願いした方がいいと思います個人的には。

匂いは…なんて表現していいのか分かりませんが、【臭い!】です。

見た目は カニみそっぽいと思います(笑)